日本組み易し
先週は、17日の代表メンバー発表の話題で持ちきりだった。なんといっても話題の中心は、中山、秋田が選ばれて、俊輔が落選したことだった。様々な見方があるが、この期に及んで秋田が選ばれたということは、トルシエの生命線であるフラット3がかなり危機的な状況にあることを示している。決定的だったのがノルウェー戦の守備崩壊だ。
特に、DFの宮本がいけない。一対一の弱さを露呈してしまっている。いくら対戦相手が日本対策としてフラット3破りをしてきても、最終的な一対一の強さをDFが持っていればそうそうDFラインを破られることはない。やはり、守備の基本は一対一の強さだ。そのベースがあってはじめてフラット3という戦術が生きるはず。残念ながら、宮本ではベースになる個人能力が世界には通用しない。最近の宮本のプレーは見ているだけで苛々するのは私だけだろうか。
私は、ノルウェー戦を見ていてこれは秋田などの一対一が強いDFが絶対必要だと思っていた。服部も左MFとして使うより、3バックの一角で使う方が良い。個人的には、森岡、秋田、服部の三人の組み合わせが、強さと展開力の両方を満たす組み合わせだと思う。
しかし、問題はDFラインだけではない。ノルウェー戦では、中盤も支配されてしまった。ロングボールでDFラインの裏側を狙われる。そして、それをクリアしてもさらに中盤で拾われてしまう。という悪循環が続いていた。ベルギー戦では、おなじ状況に陥ることが十分考えられる。ベルギーは、フランスに2-1で完勝したらしい。ベルギーは、しっかり引いて守ってロングボールで日本の3バックの裏を狙ってくるだろう。ベルギーは、弱くない。
ここへ来て日本のフラット3破りの戦法が確立されてしまった感がある。間際になって、中山、秋田を代表に入れたことからも、トルシエがかなり追い込まれていることが想像される。もう開き直るしかない。引いて守る時は、しっかり引いて守る割り切りも必要だ。馬鹿正直に、ラインを上げまくる必要はない。