日経新聞のサッカー記事が意外に?面白い。スポーツ面でのサッカー記事を書いている記者は、なかなかインテリジェンスに富んでいるし、一般スポーツ紙では取り上げないような話題もあってサッカー情報の穴場だ。
そんな日経の4/1夕刊に面白い記事が掲載されていた。プレミアリーグの下のイングランド1部から3部までの放映権を持つITVというテレビ会社が破綻。放映権をあてにしての経営が行き詰まってきたという内容だ。報道によると1部から3部までの72クラブの内の三分の一が破産する可能性もあるらしい。1部リーグといえば、川口の所属するポーツマスも1部のクラブ。今回のテレビ会社の破綻が、川口の今後にも影響する可能性もある。1部の上位のクラブはプレミア復帰を念頭に高額な選手獲得で人件費が高騰しているクラブも多いようだ。そんなクラブにとって放映権の当てがなくなることはすぐに経営危機に結びつく。
そもそも放映権を当てにして、高額な有名選手を獲得してチーム力を強化するという発想自体がバブリーだ。それもプレミアリーグならまだしも、その下部リーグならなおさらだ。本来イングランドの1部以下のサッカーというのは、本当に地味で庶民の楽しみを地域に提供するというのが基本のはず。クラブ経営も入場料やスポンサー収入をベースにすべきだ。プレミアリーグのクラブでさえ、半分以上のクラブが赤字らしい。また、チャンピオンリーグやUEFAカップに出場出来ないだけでチームの経営はたちまちピンチになるほど危うい経営が横行しているようだ。全国区の人気を持つマンチェスターUなどはテレビ効果でますます収益を上げている。勝ち組と負け組の差が鮮明になってきた。まるで、日本株式会社みたいだ。
伝統のイングランドリーグ。やはり、地に足を付けた着実な経営を目指して欲しいものだ。