明快のジャッジで定評のあるモットナム氏は、昨シーズンで50歳の定年となり、今年から日本協会の審判チーフインストラクターになるとのこと。モットナム氏が現役引退なのはちょっと残念だ。プロ化といっても審判の現役年数は短い。国内50歳、国際Aマッチ45歳。Jリーグの審判が出来るようになるまでの道筋も長いし、この程度のプロ化でどの程度のなり手があるのだろうかという疑問もする。
昨シーズンは、何試合か審判のジャッジでぶち壊しになった試合を観戦した。審判は、試合を演出するコンダクターだ。totoも絡めば、もっとジャッジへの目が厳しくなる。ぜひ、制度だけでなく中身の伴った審判のレベルアップを推進して欲しい。
これのことは日本サッカーの強化にも当てはまる。今の日本代表は、2002年に照準を合わせて強化している。その後はどうなのだろう。それを占うのが、今のU-16、U-19といった世代だ。ところが、この世代はどうもぱっとしない。トップの強化で精一杯で、ユース年代の強化に力を注ぐ余裕がないのだろうか。ただ、どう考えても自国開催のワールドカップに向けての強化より力が入らないのは当然だろう。代表の成績が悪くなれば、Jリーグ人気にも影響する。そうなると、選手強化にもさらに悪影響が出るという"デフレスパイラル"に入らないという保証はない。今こそ、長期的視野でのサッカーの発展を考えるべきだ。さもなければ、2006年以降は再びワールドカップが日本サッカーにとってとても遠い存在に逆戻りしてしまうだろう。
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