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Jan 28, 2002 原さんの解説が好きだ
    最近、なんだかスカパーのサッカー中継が面白くない。これまでだったら、なんとなくチャンネルをサッカーの試合中継に合わせた時には、途中からでもゲームを楽しめたのだが、最近はどうも根気が続かない。最近、その理由がわかった。そう、解説が面白くないのである。何故、解説が面白くないか?それはずばり、原博実さんがFC東京の監督になって解説者をやめてしまったからだ。原さんの解説は、解説というより「サッカー好きのおじさんが雑談しているという」あのほのぼのとした感じが魅力だ。言葉にするのはむずかしいのだが、あの雰囲気が良い。解説者としてひっぱりだこだっただけに今回の監督復帰は個人的には実に残念。

    原さんの解説が気になっていたのは私だけかと思っていたが、けっこうみんな気に入っていたらしい。というのも、最近原さんの解説を懐かしむ雑誌記事が目に付くからだ。何故か自動車雑誌のNAVIの2月号の中で”えのきどこういち”氏のコラムのタイトルが、「原さんのこと」。えのきど氏は、原さんを「日本一の解説者」と手放しの評価。余談になるが、最近のNAVIはサッカーづいている。2月号にはその他にも藤田俊弥のインタビューが掲載。3月号の表紙に至っては、あの影の代表監督ことダバディ氏。金子達彦氏が車を乗り比べる記事まである。

    それだけではない、静岡のサッカー雑誌"Goal"の中の作家の井上尚登氏のエッセイのタイトルが「いい時間に取りましたね」ということでやはり原さんの解説絶賛。原さんの解説が好きな人なら、「いい時間に取りましたね」というフレーズでピンと来るはず。まさに原さんの名調子だ。

    原さんは、現役時代は「アジアの核弾頭」という異名を持つゴールゲッターだった。特に私の印象に残っているのが87年のソウル・オリンピックアジア地区予選での国立競技場での北朝鮮との雨中のゲームでの原さんのゴール。そのゴールも原さん得意のヘディングではなく、ボールがラッキーにもゴール前の水たまりで止まったところを蹴り込んだ、所謂「ごっつあんゴール」だった。この試合日本は原さんのゴールでなんとか1-0で勝ち、ピョンヤンでのアウエーゲームを確か引き分け?て、中国とのファイナルラウンドに進出した(結局、中国に敗れてオリンピック出場はならなかったが)。

    個人的には、選手時代はそんなに好きな選手ではなかった。監督としての能力もわからない。でも解説者としては間違いなく日本一。いつかまた「いい時間に取りましたね」というフレーズが聞きたいものだ。

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