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Jan 14, 2002 全国レベルの高校サッカー
    今年の高校選手権は、常連国見の連続優勝で終わったが、高校選手権は年々つまらなくなってきているように思えてならない。年末、久々に高校選手権の試合を観戦した。もちろん、お目当ては静学。観戦したのは1回戦、静学と宮崎の鵬翔の試合だ。

    対戦相手のレベルもあるが静岡県大会の決勝の試合に比べて、静学のスキルが高いことが目に付いた。対戦相手のレベルは明らかに静岡県大会決勝の清水東の方がレベルが高い。全国レベルではまだまだ静学の個人技のレベルは抜きんでているのは実感出来た。

    ただ、昔ほどの差はないこともあきらか。気合いが抜けている怠慢プレーも散見した。それが、静学の3回戦での敗退につながったのだろう。超高校級DFとして柏入りする永田もぴりっとしないプレーでこの先がちょっと心配。

    問題は、たまたま観戦した第二試合。兵庫の滝川二高と福島の平工業も観戦したのだが、その試合内容の低さに愕然。滝川二高と言えば、市原の林などを輩出したチーム、それなりの試合内容を期待したのだが、試合が始まってみて唖然としてしまった。とにかく、両チームともパス、トラップなどの基本的な個人技がまったくなっていないのである。試合は、双方のミスの応酬で展開する。まさに、おやじの草サッカーに若者の元気を加えたようなサッカー。「どうせ観るなら清水あたりの少年サッカーを観た方がよっぽどまし」という内容。

    静学の対戦相手の宮崎の鵬翔はレベルがちょっと落ちると思っていたが、この試合の2チームより遙かにましだ。本当に両チームの指導者の見識を疑ってしまう内容だった。ということで、前半で失礼することにした。私以外にも、かなりの人が前半で競技場を後にしたことからも、その試合内容がうかがえると思う。

    変に流行の戦術もどきを取り入れる前に、もっとしっかり個人技のベースを作ってほしい。ワンタッチプレーを追求するのもいいが、技術が追いついていないので簡単に相手にボールを渡してしまう。そのたなぼたで得たボールを、また簡単にミスで相手に渡してしまう。これはサッカーとは言えない。

    素朴な疑問として、この両チームが代表になる兵庫や福島の高校サッカーのレベルはどうなっているのだろうと思ってしまった。こんなチームが全国大会に出場してくる。2002年の後の日本サッカーの行く末が心配だ。

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