南米5位のウルグアイとオセアニア代表のオーストラリアとのプレーオフは、ウルグアイホームで行われた第二戦をウルグアイが3-0で圧勝して2002年ワールドカップ32番目の出場国となった。
プレーオフ第一戦を0-1で敗れて後がなくなったウルグアイのサポーターは過激さは半端ではなかったようだ。ニュースでも報じられているように、オーストラリアの選手が空港に到着した時から選手になぐりかかる手荒い歓迎。オーストラリアの選手の宿泊先のホテルにも詰め掛けて周りで騒ぐは、ホテルのロビーに侵入するは、あげくの果てに選手の部屋に電話までしまくる始末。
こうした過激なウルグアイサポーターに業を煮やしたオーストラリア側は、FIFAに試合会場を変更するように要求したほどだ。相手チームのホテルの周りで夜中騒いで選手が眠れないようにすることはよくあることだが、やはり南米は尋常ではないのだろう。
こんな状態では、よほどタフな選手でないと、まともに試合が出来る訳はない。生命の危険さえ感じてもおかしくはない。試合の笛を吹く審判だってウルグアイに不利な判定の笛でも吹こうものならただではすまない。買収だってあるかもしれない。
モンテビデオのスタジアムの様子もテレビで放映されたが、テレビで見ても超満員の観客の映像には圧倒されてしまう。それもすべてがウルグアイサポーター。ウルグアイが負ければ暴動間違いなしという待ったなしの状況。ウルグアイの選手もオーストラリアの選手もただではすまなかっただろう。
オーストラリアには気の毒だが、ウルグアイが勝って良かったのかもしれない。サポーターも含めて総力で戦う、これがワールドカップの戦い方かもしれない。日本のサポーターは、本大会でこれだけのプレッシャーを相手にかけられるだろうか。まだまだ甘い?かも。ウルグアイのワールドカップ出場は、まさにサポーター自身の力でゲットしたといっても過言ではない。