小野がオランダリーグデビュー。それも、後半35分からの出場ながら1アシストを含む2ゴールに絡む見事な活躍で最高のデビューを飾った。
この試合テレビで観戦していたが、やはりオランダ、スペインといったリーグに比べるとオランダリーグは地味。ドリブル突破とかは少なくて、しっかり足元でボールをまわすサッカー。小野のプレーは、他の選手とは明らかに異質なプレーだった。4点目のきっかけとなった右サイドでの柔らかいボール、5点目のアシストを決める縦へのスルーパスも、小野が出場するまでは見られなかったパスだ。
よく日本人選手が海外リーグでプレーする際に、周囲の選手が明らかにパスをまわさないケースが多い。城や西澤などがそうだった。周囲の選手が信頼していない証拠だ。ところが、小野にはよく周りがパスをまわしていたのが印象的だ。それどころか、あえて小野にまわそうという意図も見られた。開幕戦の活躍で、周囲がますます小野を信頼してパスをまわせば、ますます活躍のチャンスが増えるだろう。
小野は最高のデビューを飾ったが、心配なのは稲本。アーセナルのベンゲル監督は、2002年の後フランス代表監督に就任するという噂が出てきた。監督が代わったりすれば、このまま出場機会もないまま終わることも考えられる。やはり、最初からアーセナルというのは失敗のように思えてならない。小野のように、まず出場できるリーグ、クラブからスタートしてステップアップする方が成功の確率が高い。そういう意味で、選手育成には最高の環境であるオランダリーグのクラブを選んだ小野は正解だ。
ところで小野の初デビューを生で観た後に、情熱大陸という番組でも小野が取り上げられていた。その番組の中で小野が、日本の食材店で買い物をするシーンがあった。小野は、焼きそばが食べたいといって、カップ麺を買っていた。プロのサッカー選手が、そんなインスタントもの食べてちゃダメだ。