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1998
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| September 20, 98 |
JFLオールスター・ゲーム雑感 |
今年で最後のJFLオールスターゲーム
ちょっと古い話題になるが、9月6日にJFLオールスターゲームが東京西が丘サッカー場で行われた。西が丘サッカー場には、熱心なJFLサポーターが2,800人ほどつめかけた。ご存じのように99年シーズンからJリーグ2部制発足に伴い、JFLはJを目指すJ2とアマチュア全国リーグとして発足する新JFLの二つのリーグに分かれる。ということで、私にとって初めての観戦が最後の観戦となる。 最後のJFLオールスターが、西が丘で行われるのはなんとなく感慨深いものがある。というのも、西が丘は、Jリーグの前身であるJSLのメッカとして使われてきた競技場だからだ。国立でも横浜国際でもない、西が丘で最後の試合が行われるというのもJFLらしい。
会場には、Jリーグのサポーターともまた、ちょっと違った"濃い"サポーターがそれぞれ自分の贔屓チームのユニフォームなどを身にまとって集結した。みんなかなりのサッカー通のはずだ。2,800人という観客動員には、複雑な心境だ。もっと多いかと思ったが、こんなものなのだろうか。
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選手選抜数が物語る各チームの状況
96年、97年と日本人選抜と外国人選抜という形で、行われてきたが、今年は東西対抗という形で行われた。チーム分けは以下の通り。
- EAST
- 東京ガス、モンティディオ山形、ブランメル仙台、大宮アルディージャ、水戸ホーリーホック、ソニー仙台、アルビレックス新潟、国士舘大学。
- WEST
- 川崎フロンターレ、本田技研、ヴァンフォーレ甲府、大塚、サガン鳥栖、大分、デンソー、ジャトコ
選手選考に関しては、各チーム監督の投票、推薦という形で行われたので、かなり各チームの勢力分布や今季好調な選手がわかる。残念ながら、私が応援する本田からは井幡が怪我で出場辞退したために、安間一人という寂しい状況だった。各チームからの選出人数を見ると各チームの明暗がくっきりと出ているのが特徴的だ。やはり、3人選出されているのは、準会員かJ2入りするチームだ。
- 各チーム毎の選出人数
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EAST
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WEST
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| 東京ガス |
3 |
川崎フロンターレ |
3 |
| モンティディオ山形 |
3 |
本田技研 |
1 |
| ブランメル仙台 |
1 |
ヴァンフォーレ甲府 |
2 |
| 大宮アルディージャ |
3 |
大塚 |
2 |
| 水戸ホーリーホック |
1 |
サガン鳥栖 |
3 |
| ソニー仙台 |
1 |
大分 |
2 |
| アルビレックス新潟 |
2 |
デンソー |
2 |
| 国士舘大学 |
2 |
ジャトコ |
1 |
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試合前のセレモニー。このチームの組み合わせもこれが最後。 |
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我が本田からただ一人出場の安間。井幡のプレーも見たかった。 |
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大学コンビが大活躍
試合の方は、後半それぞれ2点ずつ得点して、仲良く2-2の引き分けとなった。
まず、WESTが後半2分左サイドをデンソーの徳重が突破してセンタリング。それを、ゴール前で川崎のヴァルディネイがヘディングで決めて先制。
しかし、後半7分、EASTも後半投入した国士舘の熱田が、同じ国士舘の鏑木のスルーパスから決めて同点。さらに、その直後の後半8分にも熱田が決めてEAST電光石火の逆転。
WESTは、後半投入したサガン鳥栖上村が、後半19分に見事なロングシュートを決めて同点。試合は、そのまま終了。
MVPには、後半連続得点を上げた国士舘の熱田選手が獲得した。
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ボールをキープする国士舘大の鏑木。後半の熱田とのコンビプレーは見事。 |
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私の注目選手
- 熱田、鏑木(国士舘大)
鏑木は、熱田がいない前半はそれほど目立たなかったが、熱田が出場した後半は、熱田と見事なコンビプレーを見せた。熱田の2ゴールも見事。大学パワーをアピールした。この二人には、Jからの誘いは来ていないらしいが、なかなかのお買い得ではないだろうか。
- ペッサリ(川崎F)
WESTの最終ラインをきちっとまとめていた。こんなDFがいるとチームは楽だ。
- 徳重(デンソー)
WESTの10番に恥じない自信溢れるプレーを披露。スピードを生かしたドリブルも魅力的だ。来年は、J2あたりのチームに引っ張られても不思議でない。
- 上村(サガン鳥栖)
ジャンボこと上村も、190cmの長身ながら足下のプレーもしっかりしている。WEST2点目のロングシュートは見事。うまく育てば、Jでのプレーも夢ではない。
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ボールをキープするデンソー徳重とマークする山形シジクレイ。徳重の堂々としたプレーぶりには驚いた。シジクレイは、中盤で効いていた。 |
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オールスターならではの、応援合戦
普段は、敵味方に分かれての応援もこの日ばかりは別。各チームのサポーターが一緒になって応援する姿も楽しいものだ。特に、 WESTの応援は良かった。人数こそ少なかったが、川崎Fのサポーターを中心に、それぞれのチームの応援を織り交ぜて一体感のある応援を見せた。私が気に入ったのは大塚の"阿波踊り"だ。
それに比べると、EASTの方はもっとみんなで混じって応援すれば良いのにと思ったが、各チームがそれぞれに固まって応援していた。
東京ガス、大宮のサポーターは人数的にも多く元気があったが、一人しか選手が選出されていない水戸やブランメル仙台のサポーターは隅の方で寂しそうに見ていたのが印象的だった。
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来季からはどうなる
JFLがなくなる来年はどうなるのだろう。J2はJ2でオールスターをやるのだろうか?新JFLは?うーん。新JFLのオールスターなんて盛り上がりそうもないか。
プロ、アマ、大学が混在したJFLという形態もJとは違った魅力があると思う。なくなってしまうのは、本当に残念だ。
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試合終了後、記念撮影をする両チームの選手、関係者。 |
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