football
diary masato.net index

1998

June
June 7, 98 フランスの中盤は魅力いっぱい

いよいよワールドカップ日本の初戦であるアルゼンチン戦も間近、期待と不安が入り交じる毎日だ。開幕してから数試合をテレビ観戦したが、そろそろ期待出来るチームとそうでないチームが見えてきた。まずは、フランス。強いというより、本当に見ていて楽しいチームだ。中盤のジダン、ジョルカエフらが作る中盤は86年のプラティニ、ジレス、ティガナの三銃士で作った華麗 な中盤を彷彿させる。短いパス回しからの、スルーパスや大きなサイドチェンジで流れるような攻撃が見事。ファンタジーを感じさせるチームだ。

また、ナイジェリアもすばらしいチームだ。カヌーやアボカジといった主力を欠いていてもスペインに逆転出来る底力は侮れない。身体能力だけでなく、戦術や駆け引きもヨーロッパ、南米にもう引けをとらない。以前のアフリカのチームとは完成度が違う。長丁場を闘うには、チーム全体のレベルの高さが武器になる。誰が出ても、遜色ないプレーをするナイジェリアは、ベスト8から4程度は堅いのではと思う。

ブラジル、イタリアといったところは、調子が今一つのようだが、ワールドカップで優勝するチームは、一次予選ではあまり調子が良くない方が良い場合が多い。チームのピークが早くくると、2時予選で息切れしていまう。これまでも、一次予選で旋風を起こしたチームは結局2時予選で敗退してしまうケースが多い。そういう意味では、優勝を狙うチームは流して一時予選を突破すれば良いと考えいる監督が多いだろう。個人的には、フランス、ナイジェリア、モロッコといったチームをチェックしたい。今のところ期待できるカードとしては、14日のオランダ対ベルギー、17日のブラジル対モロッコ、21日のドイツ対ユーゴスラビアなどだろうか。試合を見ながら、自分好みのチームや選手を見つけていくのもワールドカップの楽しみの一つだ。

日本にはチャンスが絶対ある。初戦のアルゼンチン戦のキーポイントは、絶対に前半を0点に抑えることだろう。前半0-0ならば、日本に勝機、悪くても引き分けのチャンスが出てくるであろう。チャンスは数少なくとも絶対ある。それを、しっかり決められるかどうかだ。そういう意味では、ユーゴ戦で中田や中山が決定的なチャンスをはずしていたが、あれでは勝てない。ぜひ、後半の勝負ところでは呂比須を使って欲しい。彼のペナルティーエリア内での決定力が必ず生きるはずだ。後、日本の選手で鍵を握っているのは、中盤の山口だろう。山口は、今の日本代表の中でもっとも"モダン"な選手であるといっても過言ではない。彼のような素早いパス出しをしないと、アルゼンチンなどの強豪には通用しないだろう。ただ、その分彼のポジションでのミスパスは致命的なピンチも招く。彼が守備をしつつ、攻撃面でいかに攻撃面で貢献出来るかがポイントであろう。

でも、日本は初出場だということを忘れてはならない。これまでは、ワールドカップに出場することが目標だったのだから、過度な期待は禁物だ。勝敗より、まずは日本のゲームを楽しもうではないか。でも、マイアミの奇跡みたいなことが起こらないかと、やはり期待してしまうのは私だけであろうか。

bbsback_numberfootball_link

football