football diary index
February 20, 2000 在日朝鮮蹴球団の解散
    NHKのサンデースポーツの特集で、在日朝鮮蹴球団の解散についてのドキュメントが放映された。途中からそのドキュメントを見たので、単に在日蹴球団についてのドキュメントだと思っていたが、最後に解散するという話を聞いて驚いた。
    在日朝鮮蹴球団といえば、常に日本のトップクラスのチームと互角以上の実力を持つことで、有名なチームだった。北朝鮮代表に選手を送り出したこともあるくらいだ。JSL時代には、JSLのトップチームの良いスパーリング相手になっていたものだ。

    しかし、いくら強くても東京都リーグ止まり。関東リーグなど、それ以上のリーグへの昇格は認められることはなかった。昨シーズンにも、日本サッカー協会に要望書を出したそうだが、返事すらもらえなかったらしい。やはり、これでは選手たちのモチベーションを保つことは難しい。解散に追い込まれるのも無理はない。

    サッカー協会の見解としては、「日本のリーグは、あくまで日本国籍を持つ選手の強化の為であり、外国籍の選手だけのチームの加入は認められない」ということらしい。

    まったく、歴史的な背景を無視したコメントだ。在日朝鮮人や在日韓国人で構成されるチームには、特例として日本国内のリーグ、少なくともJFLまでは制限なく参加出来る資格を与えるべきだ。

    もし、JFLに在日朝鮮蹴球団のような、高いレベルとモチベーションを持ったチームが加入すれば、リーグがとても活性化するのは間違いない。JFL側からサッカー協会に特別にJFL参入の道を作るための働きかけをしても良いくらいだ。

    解散しては、もったいないチームだ。なんとか、日本での活動の場を提供出来ないものだろうか。日本サッカー協会の再考を強く希望したい。

    まったく、こんな国際感覚と歴史観の欠如した日本サッカー協会に、2002年ワールドカップに関与する資格があるのだろうか。