Masato's Football Diary/フットボール・ダイアリー
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August 26, 99 磐田スタジアムの真実
Football Diaryで先日の静岡ダービーを観戦した時の磐田スタジアムへの不満を書いたが、それに対して私と同じく本田を応援し、かつジュビロ磐田をこよなく愛する"あがた"(AGATHA)氏より、ご意見をいただいたので、その一部を紹介したい(長文です)。

    先日のダービーマッチに関するものについて少し(実は相当長文)お話しさせていただきます。

    masatoさんが仰るようにスタジアムの雰囲気は、あまり良いとは言えませんね。以前は日本平同様にアットホームな雰囲気があったんですが、年を経るにつれて失われて行っている気がします。アウェーチームへの挨拶(エスパルスで言えば、"○○サポーターの皆さん、ようこそ日本平スタジアムへ。"ってあれですね。)、以前は磐田でも聞いた記憶があるんですが、このところ聞いた記憶がありませんね。

    マスコットのジュビロくんに対して「いじめられなかったか?」ってアナウンスしているのに幻滅したって記述がありましたが、これには伏線があるんでちょっと言い訳させてもらいます。実は、以前に某チーム(複数です)のサポーターから、ペットボトルを投げつけられたり、水や清涼飲料をかけられたりしてますんで、ああいう発言になるんですが、事情を知らないアウェーチームのファンには不愉快でしょうね。もちろん、狼藉を働いたサポーターの中にエスパルスは入っていませんから不穏当な発言であることに違いはありませんが。

 

    次にスタンドについてです。

    これについては、われわれジュビロファンにもいろいろ不満があります。わたしが不満に思っているのはバックスタンドに関するものです。まず、シートの幅が狭い、シートの下に物が置けない席。チケットが高い。バックスタンドも最上段の席(ブロック席)はシートも足下も非常にゆったりしていて快適なんですが。実を言うと、磐田で一押しの席種はこのブロック席です。自由席より500円高い2,500円となりますが、余計に払っただけの価値はあります。場所は、バックスタンド自由席の内側を、上から見て凹の字型になった席種で域内自由席です。一番前のかぶり付きから、最上段の神の視点までの席が選べます。この上の方の席がイスも足もとのスペースにも余裕があります。で、この席にはブロック券4枚綴りのグループ券ってのがあります。8,000円です。4人居れば自由席と同じ値段になります。一昨年までは、観戦仲間とこのグループ券をよく利用しました。(昨年からはシーズン券を買っているんで使わなくなりましたが。。。)masatoさんも今度はこの席を利用してみて下さい。ちょっとは不満が和らぐかも知れません。

    さて、自由席でご覧になったとのことですが、ご不満はもっともだと思います。磐田の自由席は観戦の条件が悪いです。イス席はわずかだし、ピッチが見にくいし。わたしは、チケットの入手が困難でなくなって以降は利用したことがありません。その上、エスパルス・レッズ・グランパス・アントラーズといった、磐田でのゲームにいつも大勢のサポーターが訪れていただくチームのファンの方々にとっては、アウェーゴール裏が狭く、アウェーのファンはないがしろにされていると感じる方が多いのも致し方のないことと考えています。上記以外のチームだと収まってしまうんですけどね。(ちなみに、ホーム1F席は自由席でアウェーと同じくらいの広さです。2F席はシーズンシートと指定席です。)

    「ホームサイドのゴール裏には2F席があって、アウェーサイドにないのはどおゆうこと。」しごくもっともなご意見だと思いますが、クラブのふところ具合とスペース上の制約で、スタジアムいまだ未完成ってことでご理解願いたいと思います。ご承知と思いますが、磐田スタジアムはヤマハフットボールクラブが自前で作っているスタジアムです。荒田(ヤマハフットボールクラブ)社長もゆくゆくはアウェーサイドにも2F席を設けてスタジアムを完成したいと言っています。ただ、スタジアムの拡張は実際問題としてはなかなか難しいと思います。両ゴール裏にはクラブとは無関係の施設があります。(特にホームゴール裏の体育館はヤマハ健保のものですからこれは移動させるわけにはいきません。利用率も格段に高いし。。。)

 

 

    masatoさんもご承知と思いますが、いろんな経緯からヤマハ東山グランドを、強引にリーグが要求する基準を満たすスタジアムにでっち上げたものですからたくさんの問題を抱えています。先ほどの座席の狭さもそれによっています。わたしたちジュビロファンも収容人数を犠牲にしても1席のスペースを広げて欲しいと思っています。(特にバックスタンドのA席とブロック席の前の方)以前、バックスタンド最上部の立ち席だったところをイス席に改装して、収容人数は2,000人減りましたが快適に見られる席を作ってくれました。いずれにしても、もっと快適な観戦環境を作って行かなければいけないことは事実ですね。余談になりますが、日本平スタジアムの自由席はわたしが行ったことのあるスタジアムの中で最高の自由席です。日本平と比べられたら日本のどこのスタジアムの自由席も顔色なしです。。。

    で、最後に、収容人数以上のチケットを売るとは何事だというご意見についてです。基本的には収容人数を超えてチケットを販売してはいないハズです。(もし事実だったら詐欺ですね。)

    じゃあ、どおして席が溢れるんだってお思いでしょうが、その理由は3つあります。

    その1つは一般論。自由席とかブロック指定とかだと座席が一人一人にちゃんと指定されていないために、真ん中の方には席が空いているのに通路に人が溢れてしまうことです。で、ある場所だけが変に込んでしまう。昨日の日本平(アントラーズ戦)*のA席がそうでした。*8月18日

    2つ目は、これが磐田特有の問題ですが、収容人数の計算の方法です。自由席の立ち席って手摺りみたいのがありますよね。で、なんか中途半端に奥行きがあるように思いませんか。実は、あのスペースは前後2列に並んで立つという計算で収容人数が計算されています。でも、現実には一人だけが手摺りにもたれ掛かって(つまり1列で)観戦してますよね。以前は、そのことを警備員の人たちも説明していましたが、最近はどうなんでしょうか。2列で観戦するってコト自体に無理があるようにも思いますが。。。そんなわけで、実は収容人数のカウントの仕方にシカケが有るワケで、チケットそのものは収容人数内で発券されているはずなんです。

    3つ目は、チケット販売の方法です。この間のダービーマッチではやってなかったと思いますが、磐田スタジアムでは自由席4枚綴りのチケットを発売して、指定されたゲームの中からお好みの4ゲームが観戦できますってチケットがあります。これをやると、人気カードに観戦者が集中してしまう可能性がありますよね。この場合は、masatoさんが仰るとおり結果的に収容人数の越えたチケット販売になってしまう可能性があります。

    長文になりまして申し訳ありませんでした。磐田に行き慣れたホームのファンである私にとっては耳の痛い点もあり、あるいは見落としていたり、また諦めてしまっていた問題もありました。それを考え直す良い機会を与えていただいたことを感謝します。

  • あがた(AGATHA)さん、ジュビロの関係者でもないのに、詳細なコメント感謝です。クラブの事情を考えるとやむを得ない部分もありますね。クラブが専用スタジアムを保有していることだけでも恵まれているということも忘れてはいけないと思いました。あがたさんのページは、なかなかがんばっているので、一度ぜひアクセスしてみてください。